夢経さんの家



   

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トイカメラ館




プリンス マイクロ(玩具)         
昭和30年頃発売    
 うまくいけば本当に写真が撮れます。クロムメッキで、ほとんどプレス部品で出来ていてます。レンズも無コートの一枚玉す。 シャッターは,バネ仕掛けのギロチン式になっています。画面サイズは,14x14mmで,黒い裏紙に幅16mmのフィルムを巻いたミゼット判を使用します。右側はAPSフィルムです。昭和40年ころ400円くらいで買った記憶があります。





PETIT    
昭和30年発売 
 上記のトイプリンスよりもいくらか値段が高く、500円位だったと思います。このほうがよく写りました。晴れと曇りを選択できます。当時ミゼットフィルムは5本入って数百円でした。裏蓋の「緑窓」から裏紙のコマ番号を透かし見て巻き上げます。このカメラはかなりの希少品です。





TOP U     
昭和40年発売
 ミゼットフィルムは,製造中止から数十年は経っているので、フィルムを自作しない限り、撮影は不可能です。左側に写っているのがミゼットフィルムです。銀紙に包まれていました。このカメラもギロチン式シャッターです。昭和53年頃、駄菓子屋とも玩具屋とも区別がつかない店で、1600円位で買ったと思います。





リッチ レイ    
昭和25年発売      850円
 とても小さな可愛い玩具カメラです。シャッターは単速、レンズは固定焦点、絞りは右下のレバーでの切り替え式。F11とF8位でしょうか?カメラの値段に比べ、フィルムとプリント代が結構が高くつきます。ボルタ版フィルムを使います。





フジペット  
昭和34年発売    1,950円
 フジフィルムが自社のフィルム販売拡張を計る為、子供向きに簡単に扱えるというコンセプトで発売しました。ブローニー判フィルム使用の低価格カメラです。当時のカメラ販売記録を更新するという快挙を成し遂げたようです。かなりの数が生産された割には、現存している個体が少ないみたいです。結構大きなカメラです。





ペット 35   
昭和34年発売    2,980円
 35mmフィルムを使用するフジペットです。フジペットの高級バージョンとして発売されました。機能は、ブローニ判のフジペットよりも、ずっと本格的なものです。レンズ鏡胴部にある二本のレバーは、右がシャッターチャージで左がシャッターレリーズになっています。





ホビー 35 J   
昭和36年発売  
 プラスチックで出来た、見るからに安価なカメラです。前面にJの文字がありますが、ジュニアの意味なのでしょうか?





アニー 10  
昭和33年発売    1,400円
 何となくニコンのレンジファインダーカメラを彷彿とさせます。向かって左の小さな四角い窓は測距用と思わさせるダミーです。シャッターがロックされたとき小さな四角い窓が赤くなるのです。35mmフィルムをパトローネから出して、ボルタ判用スプールに巻き替えてボルタ判フィルムを作り撮影します。





アニー10 スーパー
昭和35年発売  ****?円
 アニー10の上位機種で、ニコンSPの真似玩具です。軍艦上には、ご丁寧にシャッターダイヤルと、巻き戻しノブらしきものまであります。レバー巻き上げで、シャッターダイヤルにはB、25、50とあります。絞りも8から22まで絞れるようになっています。ボルタ版を使用するので、巻き戻しノブはもちろんダミーです。





アニー  SP
昭和35年発売  ****?円
 豊栄産業が作ったパクリカメラで、さらに悪のりして、こんなペンタックスまがいのカメラも出しています。もちろんペンタプリズムではなく、ただの素通しのファインダーになっています。ボルタ版でそれなりに写ります。





ホウエイ 35   
昭和36年発売  ****?円
 アニー10の35mm版です。もちろん今でもすぐに使えます。最新型のデジタルカメラには、撮影バリエーションとして、トイモードが付いています。このモード、一度使ってみてください。懐古趣味の写真も良いものです。