夢経さんの家



 

札所の本尊は観音様です




    納経帳と御朱印

  

   普段着で充分です

札所巡礼の旅




  はじめに

 平成4年8月、妻の妹が31歳の若さで他界しました。彼女と共に、亡くなった身内(祖父母)も供養としようと、突飛に思い立ち旅立ったのです。同年10月、先輩のIさんとオートバイで伊豆に遊びに出かけた折、小田原の飯山観音から始めました。その後、電車や車も使い、何年も掛かって一巡しました。この期間中に、秩父札所や武蔵野札所も巡ってみました。
 坂東札所に関しては、妻と一緒に二巡目を、さらに三巡目を、中学からの旧友N君と出掛けています。信心の薄い私は三巡しても、信心深い人達の一巡分にも満たないのです。

  ■名刹の境内をゆっくり散策して、付近の名所を見て歩き、旨い名物を食べてくる。
  ■お寺は何所ヵ所かグループに分けて巡礼するとよい(順序不同でよい)。
  ■納経帳を持ち歩き御朱印を頂く(1回300円だが、賽銭代とする)。
  ■お参りの際、合掌して先祖を想う(若心経を唱えられれば最高)。
  ■札所の御本尊は観音様です。宗教宗派は寺ごとにまちまちです。
  ※坂東札所/延行程1300Km  秩父札所/延行程100Km  武蔵野札所/延行程150Km

詳しくは下記の、各札所名をクリックしてください。




坂東札所の巻
 
西国三十三観音巡礼の信仰が坂東に及び、やがて札所が形成されていったようです。現在、その経過を明らかにする史料はありませんが、直接の契機は鎌倉幕府の成立と、将軍家の深い観音信仰にあったといわれています。頼朝が将軍であった頃に気運が起こり、実朝のときに制定されたと考えられているようです。
 坂東札所の巡礼には電車とバスを利用すると約十二日間を必要とし、徒歩では四十日かかるともいわれています。何回かに分けて巡る人が多いようです。その方が普段の生活の中で無理がなく巡れます。地域的にまとまっている札所を何カ寺かきめて、日帰りか、一〜二泊の日程で巡るとよいです。合掌。 
 ※坂東札所案内書を、PDFファイルで作ってあります。必要な方はメールさい。 
   (約1.6Mの容量・「遊び案内・掲示板」のコーナーからすぐにメールできます)

         坂東札所案内書見本  ←← 案内見本は此処をクリック



秩父札所の巻

  何故か札所が34ケ所あります。秩父札所は、西国や坂東札所ができた後に成立したのでしょうが、平安時代997年説、鎌倉時代1181と1234年説等があるそうです。馬が観音の眷属である事から、12年に一度、午年に総開帳が行われます。平成2年の総開帳の折、行程を何回かに分けて、ほとんどをオートバイで巡りました。納経帳と納経朱印代、12000円弱掛かりました。合掌。



武蔵野札所の巻

  札所が開創されたのは新しく、昭和15年の事ですが、各お寺自体の歴史は古いです。寺院出身の仏教考古学者、柴田常恵が発願となり制定されました。  練馬から飯能まで、ほぼ西武池袋線沿いに点在しています。私は、オートバイや車、電車と徒歩により、平成12年〜平成14年にかけて巡りました。坂東と秩父と西国の三札所を合わせて、百観音と言います。西国までは行けそうもないので、西国の代わりに武蔵野を加えて、勝手に百観音としました。合掌。